2016年5月4日水曜日

2008年ベンチャープロジェクト 『竪穴式住居』 建設 の あゆみ


2014年3月―。私たちは37年もの間私達を見守り、育んでくれた 西平井地区・三本松の「ボーイスカウトの森」とお別れし、三輪野山に引っ越してきました。

ここで紹介するのは、思い出深い三本松の「ボーイスカウトの森」で、当時のベンチャースカウトが挑戦したサマープロジェクト、「竪穴式住居」建設のあゆみです。

こんな本格的でりっぱな竪穴式住居でした!


2008年度ベンチャー隊サマープロジェクト立案にあたり、 森での「高度な野外活動」として、ツリーハウス、樹上ハンモック等の案の中から竪穴式住居の建設が決定されました。


〜 段取り 〜


❏ 「竪穴式住居」って どうやって作るの?!


スカウトたちは候補地、材料調達、技術習得、工法など、様々な検討課題に取り組み、団委員会に付議。無事 承認が得られ、「ボーイスカウトの森」に竪穴式住居を建設できることになりました。







建設候補地となった森の一角













〜 工程 〜


❏ 材料調達工程


材料は極力自然物を利用することに決め、地権者の皆さんや、工事現場との交渉など、調達に奔走します。


材料調達の様子と集めてきた葦

ボーイ隊のスカウトも一緒に杉の皮剥ぎ

❏ 建築工程


いよいよ、建築にとりかかります。







「さす」の組み上げ作業
  まずは土台となる「さす(叉首)」と「主柱」の組み上げです。

ベンチャースカウトはみんな「縛りの達人」!!まるで職人のように着々と骨組みができていきます。




これが「さす」












主柱の組み上げ作業










竹組みが終わり、玄関通路もできました!














屋根葺きにあたっては、元 流山博物館館長の互井先生からご指導をいただきました。
葦を剪定し、骨組みに立てかけ、割った竹で内側・外側からはさんで荒縄で縫います。
息のあった仲間同士の共同作業です!


茅葺き作業:内側・外側、息を合わせて縫い上げます!


右奥が互井先生


〜 完成 〜


❏ いよいよ完成!


完成のセレモニーは団の全員が集まり、故事にならって火入れ式を行いました。
中・高校生のベンチャースカウトのサマープロジェクト。
スカウトだけではもちろん成し遂げることはできませんが、企画し、リーダーや専門家を巻き込み、多くのひとの力と心を突き動かしたその若きエネルギーが、形となった素晴らしいプロジェクトでした。
故事にならって火入れ式


〜 そして、今 〜


森の移転にともない、残念ながらこの竪穴式住居は取り壊すことになりました。ローバースカウトとなった当時のプロジェクトのメンバーは、この青春の汗と涙の結晶だった「竪穴式住居」の「さす」を使い、新しい森にテーブルやベンチを作ってくれました。

「ボーイスカウトの森」のシンボルだった「竪穴式住居」の「さす」「主柱」は、流山第5団大家族の憩いの場に姿をかえて、「わくわくの森」で今も私達を見守ってくれているのです。





0 件のコメント:

コメントを投稿